Adult Contemporary -10ページ目

Gaucho

Steely Dan
Gaucho

これまた思い出のアルバムです。

三重県伊勢市で生まれて

5歳から10代後半まで千里ニュータウンっ子だったんですが、

当時、地下鉄御堂筋線千里中央駅の上にあった

ショッピングゾーンにジーンズ屋さんがありました。

今でもあるんかなぁ。

で、その店内でかかる音楽が結構いけてて

その情報を元にレコード屋に買いに走った、

そんな日常が僕にはあったんです。


スティーリー・ダンもそんなグループの一つ。

今まで聴いたことないようなメロディ。

「これもロックなん?」っていうのが第一印象。

衝撃的でした。

最初に聴いたのは、このGAUCHOの前の

AJAだったと思うけど、

なんていうのかなあぁ、

(やったことはない、と思うのだけれども)

麻薬のような音楽ですよ、全盛期の彼らは。

まぁ、バックでやってるミュージシャンたちが

スンゴイのは言うまでもないんですが。


今回このアルバムを取り上げたのにはワケがあるんです。

ちょくちょくのぞかしてもらっているブログがあって


http://ameblo.jp/yoshiblog/


そちらの情報に驚き桃の木山椒の木!

リンクはこちら↓

http://www.bigomagazine.com/archive/ARrarities/ARsdgaucho.html


ずばり、THE LOST GAUCHOです。

有名なネタなんでしょうか?

知らんかったなぁ~。

In The Stone/(Interlude)

Earth Wind & Fire
I Am

テーマに「ディスコ」を新たに加えようかと思ったんですが、

そんなことはどうでもいいくらいに大好きなアルバム。

高校の受験勉強中にラジオから流れてきた

宇宙のファンタジーにディスコのDNAを注入され、

ダンサブルな音を求め求めた数年間。

ちょうど高校の修学旅行前にリリースされたこのアルバムを

カセットテープに録音して

ラジカセ持参で旅行へ行ったら、

おんなじことを考える奴はやっぱいるもので

その友達の音源と僕の音源を

「せ~の~で!!」

と同時に再生させて純和風旅館でフィーバー。

回転数が微妙に違ってて

段々音がずれていったのも今となってはいい思い出です(^^♪。


このアルバムから一曲選んで、

っていうのは僕にとってかなり難しい選択なんですが、

やっぱ一曲目にしました。

アルバム通して聴くとわかるんですが、

曲間がかなり短い、っていうか、ないに近い。

さすがにシンクロはさせてないですけど、

当時の僕らにはこの曲間の短さだけで

大満足フィーバーで、

そのオープニングを飾るIn The Stone/(Interlude)の

あのホーンセクションがあるから

After The Love Is Goneも

Boogie Wonderlandも

Starといったキラ星のごとく輝く名曲たちが活きるんだと

思うんです。


修学旅行といえば

僕らの学年は12クラスあって

1組から6組は東北を右回り、

7組から12組は左回りっていう

“なんでやねん”的な旅行だったんですが、

2組と10組に離れて付き合ってたカップル、

可哀想やったなぁ。

せめてどっかの駐車場で落ち合うくらいの設定あってもいいのに、

バスとバスがすれ違ったその一瞬のみでしたから(>_<)。

You've Got A Friend


アーティスト:The Jamaica Boys

アルバム名:J-BOYS


マーカス・ミラーが80年代末に作ったバンドの2作目です。

これは国内盤のようで

僕の手元にあるおそらく外盤は

ジャケットのメインカラーがグリーンです。


プレーヤーとして、

プロデューサーとしてのマーカス・ミラーが

カッコイイのはもちろんなんですが、

当時の彼の心境はよく知りませんが

80年代後半から90年代前半のR&B

って音をバンドでやってます。

メンバーは他に

DINKY BINGHAMと、あのLENNY WHITE。


その頃、僕は夜7時から朝の5時まで

っていうBARに勤めていて

毎週土曜日の朝に楽しみがあったんです。

早朝5時からの2時間、

大阪のFM局“802”の番組エアチェック。

AORやブラコンがよくかかっていて

ちょっと良さげな新譜も紹介してくれていたんですよねぇ。


BARで働いていることもあって、

朝の5時にはアルコールがまわっていたこともしばしば。

今回紹介したキャロル・キングの名曲のカバーは

そんな時にスーっと入ってきたんですよ。

クールな感じがイケてて。

本家にしてもジェームス・テーラーにしても

やっぱ“しっとり”歌ってるバージョンが多いけど、

このジャマイカ・ボーイズ版は

“黒”っぽくてオススメです。

クレジットを見ると

バーナード・ライトも歌ってるんですね。


ものすごく思い出したくても思い出せなくて

気色悪かったんで

FM802に問い合わせしました(^_^;)。

当時聴いていた番組は

モーニングセレクションというタイトルで

DJは江越哲也さんでした。

ふー、これで今日も元気に過ごせます(^_^)v。

First Love

リチャード・ティー
〈フュージョン・クラシックス・オン・タッパン・ジー(17)〉ストローキン

今日も日課のように腰のリハビリに行ってきました。

で、腰の調子もまぁまぁだったんで

FAN倶楽部・出屋敷店という中古CD屋に寄り道。

ブックオフとかに比べると値段は高いけど、

結構好きなアイテムが入荷することが多くて

たま~にチェックしているわけです。

今日行ってみると

ジャコパストリアスがズラ~~っと。

やっっっぱりブックオフとは違います(^_^)v。

でも買ったのはジャコパスじゃなくて

リチャード・ティの初リーダーアルバム。

1680円とやや都心価格でしたけど、

なかなかいつも出会えるとは限らない作品だったんで

納得で買いました。



7月16日のスタッフの時にも少し書きましたけど


http://ameblo.jp/taro0o0o0o0o0/day-20050716.html


リチャード・ティって“リチャード・ティ節”という表現があるように

ものすごオリジナルな味なんですよね。

リズム楽器としての鍵盤の魅力にあふれていて、

しかもメロディが美しい。

「これってリチャード・ティやんなぁ?」

って聴き手にツーといえばカーで思わせる。

サンボーンとかやっぱ一流どころには

そうした涎もんの個性(汚くてスミマセン)がありますよね。


このアルバムでは

3曲目のStrokin'もリチャード・ティらしさが出てていいんです。

スティーヴ・ガッドのハイハットワークのサポートで映える

これぞリチャード・ティっていうソロも聴けるし、

マイケル・ブレッカーのソロも聴けるしね。

でも敢えて1曲目のFirst Loveにしたんは、

チャック・レイニーのベースラインが好きだから。

ええ仕事してまっせ。


そういえば、

このアルバムのジャケットを初めて見た時に

「ベタやなぁ」って思った思い出があります。

リチャード・ティ、で、ゴルフのティ、、、、ティ、、、バンザ~イ!バンザ~イ!


で、「ベタやなぁ」なアルバムは

リチャード・ティにまだあるところにも

バンザ~イ!バンザ~イ!

ええ加減にしなさい!

おあとがよろしいようで

ほなさいなら~(^_^)v

Cai


アーティスト:Nina Pastori

アルバム名:Canailla

(Ninaの「a」の上に「~」、Canaillaの「a」の上に「~」が付きます)

試聴はコチラ↓


http://www.amazon.de/exec/obidos/ASIN/B00004SSOZ/302-2172682-9581639



今年の6月18日に紹介した


http://ameblo.jp/taro0o0o0o0o0/day-20050618.html


Alejandro Sanzがプロデュースに参加したアルバム。

2000年ってすごくスパニッシュ系のバラードにはまってたんですが、

そんな時、たまたま見ていたテレビのラテン特集で

このCaiが流れてきたんです。

も~うこれは絶対にAlejandro Sanzの曲だと思いました。

たとえば、それは

これでもか、っていうくらい

まるで次から次へと打ち寄せる波のごとく

琴線に迫ってくるメロディだったり、

ヒットチャートに出てくるような曲にはおそらくない

とてつもなく叙情的なストリングスだったり。

ボサ以外のラテンはジプシーキングスしか知らない、

スパニッシュはリッキー・マーティンとかしか知らない、

そんな方にはぜひ聴いて欲しいアーティスト、

それがAlejandro Sanzであり、

Nina Pastoriです。


Nina Pastoriはこの一枚しかもってなくて

たぶん元々はフラメンコ系の歌い手さんだと思います。

ホアキン・コルテスのバックで歌ってそうな

そんな感じの曲が、このアルバムCanaillaにも

多くあります。

My One Temptation

Mica Paris
The Best of Mica Paris

この曲はミーシャ・パリスのデビューアルバム

SO GOODに収められていて、

僕の大好きなミディアムテンポなバラード。

上のジャケ写真から試聴できるようですから

ぜひ聴いてみてください。


彼女ミーシャ・パリスはロンドンっ子で

元々はゴスペルの人だったみたい。

ただ、年代的にやはり、というのか

アレサ・フランクリンやマーヴィン・ゲイ、

カーテイス・メイフィールドとかをよく聴いていたようで

彼女自身もソウル系シンガーとして

デビューへの道を歩んでいったみたい。

ちなみに、デビュー前には

あのシャカタクのバックヴォーカルもしていたとのこと。


実はファーストアルバムSO GOODのジャケが

かなり好きなんですよ。

いつものようにネットを探したんですが

アマゾンにはなく、

(アマゾンさん、売ってるなら写真は付けといて~)

いろいろ探しまくって、ありました↓



ね、ちょっとイイ感じでしょ?

ちなみに、外盤だと↓



こんなバージョンもあったようです。

(すみません、サイズ合わせしないままで(^_^;)


そうそう、僕の手元にあるSO GOODは

今年の春にふら~っと入った京都駅近くの中古CD屋さんで

480円でありました。

中古で結構探していたんで

「おお!こんな所にあったんかいな!」的驚き。

だってお店にあるCDの数、たぶん

500枚以上1000枚以下って規模だったんですよ。

コミック本主体のお店の奥に

チラっとCD置いてたりするとこあるじゃないですか?

やっぱ「中古CD屋の前を通ったら入る」は基本ですね。

もうひとつおまけ。

ファーストアルバムのタイトル曲、SO GOODは

アル・ジャロウが歌ってます。

これもかなりいいです。

Life In The Modern World


アーティスト:THE CRUSADERS

アルバム名:LIFE IN THE MODERN WORLD


「南から来た十字軍」

「チェイン・リアクション」

そして「ストリート・ライフ」、、、。

数々の名盤を出したあのクルセイダーズが

ジョー・サンプルとウィントン・フェルダーの

ふたりになっちゃった時のアルバムです。

正確に言うと、

この前のアルバム「グッド・アンド・バッド・タイムズ」で

すでに“ふたりになっちゃった”んですが。


紹介していてこう書くのもなんですが、

このアルバム、

元々のファンの方々には評判良くないようです。

僕も“クルセイダーズらしいか?”と問われれば

“ちゃうなぁ”と思うんです、、、、が、

では、なんで紹介したかというと

大好きなイヴァン・リンスが参加しているからなんです。

それにLife In The Modern Worldを

イヴァンと共作しているのが、ブロック・ウォルシュ。

「デイト・ラインTOKYO(トキオ)」が懐かしいですね。


さて、前置きが長くなりました、

Life In The Modern World です。

イヴァンが参加しているもう一つの曲、

Some People Just Never Learnが

メジャー進行の気持ちよさだとすると、

(これはこれで、たまらん気持ちよさなんですが)

Life In The Modern Worldには

マイナーな気持ちよさが溢れんばかりにあります。

イヴァンリンスの独特なコード進行と

彼の媚薬のようなヴォーカルに

ウィントン・フェルダーのサックスが

“この組み合わせって、絶対あり!”的に乗っかり、

ジョー・サンプルの鍵盤も

曲調を一層引き出すように流れて美しい。

仮に、クルセイダーズのアルバムとして“NO!”だとしても

イヴァンの2曲だけでも聴いていただく価値あり、

そんな強引なことさえ思えてしまう名曲です。


イヴァン・リンスのヴォーカルって

太古に大空を滑空していた

翼竜をイメージさせるなぁ。


Lugar Comum


アーティスト:JOAN DONATO

アルバム名:COISAS TAO SIMPLES

(JOANの「A」と、TAOの「A」の上に「~」が付きます)


ネットで画像を探すってたまに大変やけど、

探し当てた時って、結構うれしかったりします。

コレもアマゾンになくて、

CD番号入れてもコメントしかなくて、

そんなこんなで方々探しまくって

やっとありました。

このジョアン・ドナートのアルバムのプロデューサーが

スピック・アンド・スパンの吉田和雄さんで、

吉田さんのHPにございました。

吉田さん、アップしてくださっていてありがとうございます(^^♪。


95年産なんで、そんなにたくさん買ってる頃じゃないんですが、

今はなきヴァージンレコード京都店に行くと

なんだか「買って損はないよ~」

と言わんばかりのセールストークが。

ああいうお店の手書きのポップを読むのって

結構好きじゃありません?

上手い下手は人によってあるけど、

曲のイメージが浮かんできて

試聴盤があればそれ聴いて「フムフム(^_^)v」、

そういう一連の時間がいいのですよね。

こういうブログも(僕のはまだまだですが)、

そういう“楽しみ”があるんやろうなぁ。


で、このアルバム。

いわゆるボサじゃありません。

やっぱりスピック・アンド・スパンがそうなように

もうすこしサルサっぽいというか

編成も多いしね。

たとえば、

南の島のリゾートホテルの

プールサイドのちょっとカジュアル

ちょっとドレッシーなレストランで

こんな生演奏があったら素敵です。

落ち着きすぎてもいないし、

はしゃぎすぎでもない、

そんな感じのラテンも“あり!”でしょ?


そんななかにあって僕好みなのが

このLugar Comum。


いつかはこんな曲聴きながら

おいしい料理とリキュールを楽しみたいもんです。

Para Nada ( For Nothing )


アーティスト:Randy Brecker and Eliane Elias

アルバム名:Amanda


Eliane Eliasは、かなり大好きなピアニストです。

とはいっても、この間、WOWOWで彼女のライブをやってて、

はじめて“動くEliane Elias”を見たんですけど(苦笑)。


そんな彼女がステップス・アヘッドでデビューして

その後に当時の夫のRandy Breckerと出したのがコレ。

このCDは廃盤になってて、買いそびれた僕の手元には

アナログしかないんですが、

上のジャケ写真は、アナログでは裏ジャケになっています。

しかも、なぜか左右反転。

アナログのジャケは二人がドレッシーに正装した

胸上の写真になっていて

僕的にはアナログ盤のジャケの方がいいです。


Eliane Eliasには好きな曲が、それこそたくさんあるんですけど、

僕が彼女を好きになったスタートがこのアルバム。

でも、なんでコレを買ったのか全然覚えてへんのです(苦笑)。

ただ、アルバムの2曲目のこの

Para Nada ( For Nothing )を聴いて、もうメロメロ。

以来、Elianeの新譜が出るとなると買っているのです。


当時のアナログのライナーノーツをあらためて読んでみると、

トゥーツ・シールマンスが取り上げている、と書いてあって

ネットで探してみると、ありました。

というか、持ってました。



コレ、このアナログもどういうわけか売ってもうたんですよねぇ(大泣)。


試聴できるサイトを探しきれなかったんで、

僕の文章力ではなんとも伝えきれないんですけど、

Elianeの叙情的なバラード、

その歌声に絶妙なタイミング、イマジネーションでのっかる

Randyのソロ。

気分はかなり大人のバカンスです。



For The Love Of You

The Isley Brothers
The Heat Is On

先週の土曜日、そう土曜日といえばおなじみの

FM COCOLOのAOR番組

ADULT ORIENTED RADIO


http://www.cocolo.co.jp/aor/


でかかっていた一曲。

とはいってもアールクルーのカバーがかかていたんで、

ココではオリジナルを紹介します。



このFor The Love Of Youは22世紀になっても

持って行ってほしい名曲。

ズバリ、チークタイム向けでしょう。

時計の針なんか止まって、

ただひたすら二人のために奏でられるバラード。

非日常的な空間って、

時に、甘く切ないんですよねぇ。


今の若い人にチークタイムってあるんかなぁ。

ハコの作り手に僕ら世代の人が多くいそうだし、

クラブ(って今もあるの?)とかにも

用意されてる気がするけど、

もしないんなら、それはそれで不幸な気がする。

僕ら、少なくても僕にとってチークタイムって

女の人とのプロセスという意味で

とっても大事な要素の一つだったし。

もちろん、すべてチークタイムを経た恋愛、遊び、

ってわけじゃないけれど。


話を元にもどして、、、

このアルバム自体は

のっけから、どファンクで、

バラード目当てに買うと面食らうかもしれないけど、

持っていて絶対損はしないと思いますよ。


そうそう、時計の針、といえば、

昨日から特番で「クロスオーバーイレブン」が

はじまりましたね。

アジムス、懐かしい~。