Neither One of Us | Adult Contemporary

Neither One of Us

David Sanborn
Backstreet

久っしぶりにデヴィッド・サンボーン。

83年のリリース、Backstreet です。



1. I Told U So
2. When You Smile at Me
3. Believer
4. Backstreet
5. Tear for Crystal
6. Bums Cathedral
7. Blue Beach
8. Neither One of Us (Wants to Be the First to Say Goodbye)



定冠詞のように

サンボーンの前には“泣きのサックス”という言葉が付きますが、

まさに、泣いています。

実はこのアルバム、僕は輸入盤で持ってるんですが、

そのライナーの中に

「David Sanborn plays Yamaha Saxophone」という一文が。

サンボーン=セルマー

っていう図式しかなかったんで、「え?」って感じです。

この当時は彼の手元にはセルマーなかったのかなぁ。

上の一文がホントだとしたら、

僕の耳ではヤマハとセルマーの聴き分けって

じぇんじぇんできません(苦笑)。

でもなぁ、サンボーンがピカピカのアルト吹いてるのって

なんかイメージつかんなぁ、、、。

例のセルマー、USEDなんですよねぇ、確か。

ブラスのはげ具合が

彼の出す音と妙に合ってて、なんとも、(^_^)v。


さて、ご紹介の Neither One of Us では

そんなサンボーンの“泣き”のアルトに乗っかって

あのルーサー・ヴァンドロスもバック・ヴォーカルのひとりとして参加。

アルバム唯一のヴォーカルものですが、

かなりの出来に仕上がってます。


2の When You Smile at Me は

マーカス・ミラーのびんびんベースがかなりカッコイイ。

アップテンポのマーカスも無論いいけど、

こうした抑えめのベースもマーカスはいいんよねぇ(^^♪。

サンボーンのサックスと相まって

寄せ来る波、って感じのスケール感です。


5曲目の Tear for Crystal 、

かなり聴きました、擦り切れるほどに。

サンボーンのサックスを聴きたいのならこの曲、って感じです。

気絶しそうに美しい、、、。

前半のサンボーンのシンプルな音に続いて

ここでもマーカス・ミラーのベースがいい仕事しています。


サンボーンみたいに吹いてみたい、サックス。

初夢で叶わんかなぁ。