Antonia | Adult Contemporary

Antonia

Pat Metheny
Secret Story

いよいよ年末、って感じになってきましたねぇ。

寒さも本格的になってきて

僕の住む大阪府枚方市にも

雪がちらほら降っています。


そんな今日、

このブログが100回目を迎えました。

50回目の時にも思ったけど、

書き始めたときには結構軽いノリだったんで、

こんなに続くとは実は思ってなくて、

まして僕自身こんなにハマルとも思いませんでした。


でも、いろんな方がこのブログを読んでくださって、

コメントを残してくださる内に

段々面白くなってきた、っていう感じです。

昔、今から10数年前にパソコン通信の某フォーラムに参加していた時は

みんなでワイワイ、って感じで

ブログを通したコミュニケーションとは違った趣きでしたけど、

ブログって、自分の一方的な情報なんですよね、もともとは。

なのにそれに共感してくださったり

意見してくださったりする部分があるから

それはかなり嬉しいんですよねぇ。

自分が感じていることを半ば一方的に書いてて

そこに「僕も(私も)そう」と後押ししてくれたり、

「僕(私)の時は○○だった」と教えてくれたり。


ネットってリスクもあるんだろうけど、

やっぱ代えがたいコミュニケーションツールだなぁ(^_^)v。



さて、

100回目でご紹介するアルバムは

パット・メセニーのシークレット・ストーリー。

92年のリリース。

このアルバムに収録されている曲、

冗談抜きでハズレなし、です。


1. Above The Treetops

2. Facing West

3. Cathedral In A Suitcase

4. Finding And Believing

5. The Longest Summer

6. Sunlight

7. Rain River

8. Always And Forever

9. See The World

10. AS As Flower Blossoms (I Am Running To You)

11. Antonia

12. The Truth Will Always Be

13. Tell Her You Saw Me

14. Not To Be Forgotten (Our Final Hour)


こうしてあらためて聴いてみると

13年の時の流れが経っているのに、

パット・メセニーが紡ぎだした音の世界って

なんでこんなにも鮮度を保ったままでいられるんだろうって思う。

既視感、という言葉があるけれど、

彼の作る音楽には“既聴感”がない。

それだけオリジナリティが高いってことだろうけど、

オリジナルでいて、なおかつ人の心を魅了し

飽きさせない音を譜面にしていく作業ってスゴイよねぇ。

才能に感服。


そして、名曲 Antonia 。

ただただ美しいの一言。

ラテン系の女性の名前が作品名になっているんだけど、

( Antonio だと男性名)

曲名と曲調のイメージがかなり合ってると思います。

たとえ才能豊かなアーティストが出てきたとしても

この曲の完成度の高さからして

カヴァー、なんてしてほしくないなぁ(^_^;)。


そうそう、

このアルバムのリリース後のツアー映像があって、

確かWOWOWでも放送してました。


コロムビアミュージックエンタテインメント
シークレット・ストーリー・ライブ

パット・メセニーと同時代に生きているって

かなり幸せな気持ちです。